商いの極意は、お客様から信用されることだと言われている。もちろん、信用は商売の基本だが、さらに信用の上に「徳」が求められ、お客様から尊敬されるという次元がある。尊敬まで達する、お客様との絶対的な関係を築くこと、それこそが真の商いではないだろうか。 【稲盛和夫、いなもり・かずお、日本の実業家、京セラ・第二電電(現KDDI)・携帯電話会社エーユーなどの会社を立ち上げ軌道に乗せる。鹿児島出身。鹿児島大学工学部卒。技術者でありながら会計に明るく、堅実な事業展開を行う。事業だけにとどまらず盛和塾という私塾を非営利に主催、若手経営者の育成を行っている。京セラの会計についての著書「実学」がベストセラー】
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