経験から確かに言えるのは、簡素で懸命な暮らしをすれば、この世で生きていくことは苦労でなく楽しみとなる。大部分の快適なものや、いわゆる生活を楽にする者の多くは、無く...
株式ブローカーってやつは他人の金を投資につぎ込み続けるんだ。すっからかんになるまでね(ウッディー アレン、コメディアン、映画監督、シニカルな作風を持ち数多くのファン...
大したことはないと撮った写真の中に傑作はけしてなく、努力し「凄い!」と手ごたえ十分に撮った十枚にやっと「ヤッタ!」の一枚がある(田中光常、たなかこうじょう、動物写...
コンサートが成功するかどうかは最初の練習で決まります。たとえ初顔合わせであっても指揮者が式台に上がった瞬間に楽団員はその個性を敏感に見分けるものです。指揮者に求め...
進歩するには背伸びも必要でしょうね。ちょっとずつ背伸びして、その時の自分よりも装って発言したり行動する。そして次にその背延びが嘘でないように努力するわけです。たと...
できる者ではなく、最低の者のレベルを上げることこそ教える者の技である(小澤征爾、おざわせいじ、オーケストラ指揮者、ウィーン国立歌劇場の音楽監督、文化勲章受章者、長...
私は毎日、二時間の基本レッスンをやっています。これは私の舞台を支えている大事なレッスンです。一日基本レッスンを怠ると、自分の体が不調になるのがわかります。二日怠る...
成熟するためには遠回りをしなければならない(開高健、ベストセラー作家)......
作家は真空の中では育たない。よい土壌、つまりいい友達、よく話し合える人たちが周囲にいないと育たないよ。なにもない無の世界で育つ作家がいたらそれは天才だ(緑川洋一、...
どんな仕事でも終わったときに「生きがい」「やりがい」「手ごたえ」を感じられることを目標にしてやろうと思った。そういう気持ちで取り組んでいけば、どんな仕事でも成功は...
一つの体験からすべてを見ないよう注意しなさい。熱いレンジの蓋に座った猫にならないよう。その猫は二度と熱いレンジの蓋に座らないだろう。だが冷たいレンジの蓋にも二度と...
勇気とは慣れ親しんだものを手放す力だ。 ......
人生最大の過ちは、 過ちを犯すことを絶えず恐れることである......
給料以上のことをしない人は、 いま以上の給料は得られない。 ......
大きな冒険や勝利、 創造的な行動に邁進するとき、 人はこの上ない喜びを得る。......
どんなに優れた曲を作ろうとも、そのまま放っておいたのでは譜面に描かれたたんなる模様でしかありません。そのものに生命を吹きこみひとり歩きさせる。それが指揮者、演奏家...
死ぬまで勉強。世間ではじきに名人なんて言うがとんでもないことです。若い頃、先生に「せめて下手になれ、下手以下は何万人といるが下手にならなければ決して上手にはなれな...
人間というのは褒められるとそれにしがみついて、それより上には出られないものです。若い頃の私もそんなふうで、描けども描けどもこんなはずではないと思いながら、同じこと...
いまの日本社会や人々には一途さがたりないような感じがします。どうも最初から逃げ道を用意しているような傾向がある。いつも前進を考え、全力を尽くすことが一番大切なんだ...
舞台での上演は企業で言う商品化に値するだろう。商品価値が高くなければ誰も観に来てくれない(蜷川幸雄、にながわゆきお、演出家、映画監督、役者)......
人生を努力している男、刀折れて矢尽きようとも約束を果たすために全力を挙げる男。さらには他人に思いやりがあり、包容力がある男を頼れる男の条件に加えたい(大藪春彦、作...
部下が上司に最も望むことは、的確な指示を出してほしいということだった。上司はどうか。いや自分は的確な指示を出していると思っているはずだ。確かに部下には甘えがあるか...
管理職にあるものの必須条件は公正さだと思う。複数の部下を持つ管理職は何はなくとも公正であってほしい。公正とは偏りがなく、正しい事だ。同じ二人の部下とはいえ、キャリ...
いまはむしろ前例がないからやってみる時代だ。激しい変化は前例踏襲では乗り切れない。いままでの上司のやり方は手本にならないということになる。何を受け継いで、どこを変...
これからの時代に求められる上司は、個性派ぞろいの部下を上手に束ね、力を一つの方向にまとめ上げることだろう。パソコンが得意な部下にはパソコンについて聞けばいい。なる...
生き残れる上司と生き残れない上司。その差を決めるものは何だろう。ずっと突き詰めていくと、好奇心ということになると思う。それもそこそこの好奇心ではなく、極めて旺盛な...
多少きつい言い方になるかもしれない。しかし本気で自己啓発に取り組めない管理職はどこかで落ちこぼれる。時代はいつも変化している。変化に対応するためには自分自身を変え...
物わかりのいい上司を演じたがる。その気持ちはよくわかる。自分を良く見せたいというのは悪い事ではない。でも演じるなら最後までだ。責任は俺がとると言ったら、とるのだ。...
どんな重荷も夕暮れまでならだれでも背負える。どんなにきつい仕事でも一日だけならだれにでもできる。日が沈むまでなら誰でも優しく辛抱強く愛に満ち溢れ、純粋に生きること...
幸福というあのとらえどころのない感覚より、蝶の方がずっと捕らえやすい。幸福がこの世にやってくるときは偶然訪れる。幸福を追い求める対象にすれば、雁を追いかけるような...