大企業の中間管理職に多いのは、上にも下にもいい顔をしたい風見鶏タイプです。目的は成果を上げることなのに、好かれることが目的化している。こういう人は、右に行くのか左に行くのかの決断を求められているのに、相手に合わせて別々のことを言ってしまう。これでは駄目です。 【井上和幸、いのうえ・かずゆき。日本の経営者、ヘッドハンター。群馬県出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、リクルートに入社。その後、人材コンサルティング会社取締役、経営幹部のヘッドハンティング会社リクルート・エックス(のちのリクルートエグゼクティブエージェント)でマネージングディレクターなどを経験し、株式会社経営者JPを設立。ヘッドハンティングの傍ら、経営者育成事業を行っている。】
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