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加藤諦三の名言格言|ただしい上司の器

作者:加藤諦三
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将たる器という言葉があるが、将たるものは明確な意志を持ち、決断のできる人でなければならない。何事につけても「君に任すよ」と言いながらも、何事につけても不満な上役がいる。自分に意見があったうえで「君に任すよ」というのは相手に対する信頼感があるから言えることである。ところが、自分に意見がなくて、どうしていいかわからないから「君に任すよ」という上役がいる。こういう上役は要注意だ。上の人が自分に意見がなくて君に任すよというくらいなら、下の者としては隅々まで指図された方がずっとやりやすい。
【加藤諦三、かとう・たいぞう。社会学者、作家、ラジオパーソナリティ。ラジオの人生相談番組で数多くの相談を受けた。早稲田大学理工学部名誉教授。教授時代の専門は社会学。自己啓発系の著作を数多く執筆した。】
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