後世、日本海海戦が神秘的な力で勝ったように思われては、日本の運命が危ぶまれる。【覚書き|山本氏は8年間海軍のトップとしてロシア海軍打倒を目標に様々な活動を行った。天運のみでは勝てなかったことを十分知っており、後世の軍人たちが思考停止になることを危惧しての発言。残念ながらこの後、日本海海戦は神格化されてしまう】 【山本権兵衛、やまもと・ごんべえ。大日本帝国海軍軍、海軍大臣、外務大臣、内閣総理大臣。元薩摩藩の武士。日露戦争前から終結までの8年間、海軍のトップとして君臨。ロシアに勝つために時間をかけて様々な施策を行った。】
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