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聖徳太子の名言・格言|良いことをしたら褒め

作者:聖徳太子
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悪をこらしめて善をすすめるのは、古くからの良いしきたりである。そこで人の善行は隠すことなく広め、悪行を見たら必ず正しなさい。へつらいあざむく者は、国家を覆す効果ある武器であり、人民を滅ぼす鋭い剣である。また媚びへつらう者は、上役の者に好んで下の者の過失を言いつけ、下役の者と会うと上の者の過失を誹謗するものだ。これらの人たちは君主に忠義心がなく、人民に対する仁徳も持っていない。これは国家の大きな乱れのもととなる。
【聖徳太子、しょうとく・たいし。6世紀末から7世紀初頭、飛鳥時代の皇族、政治家。推古天皇のもとで蘇我馬子とともに政治を行い、遣隋使の派遣、冠位十二階や十七条憲法の制定などを行い、国際情勢が緊張する中で日本を中央集権化し強力な国家体制を作り上げた。日本銀行券(日本の紙幣)の100円札、1000円札、5000円札、一万円札に肖像が使われた。】
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