大久保利通語録全2件 「今日のママニシテ瓦解せんよりは、寧(むし)ろ大英断に出て瓦解いたしたらん」 訳:現在のまま何も変わらないでいても瓦解する。それならば、むしろ大きく決断して打ち壊してしまったほうがいい。 文明開化への積極的な意気込み 「二人の子供を外国人の先生に頼んで教育してもらっているが、大いに成績をあげている。子供のうちに学問や諸芸に励まなければいけないので、わざわざ外国人に頼んで教育させている。二人ともことに成績がよろしいと先生も誉めている」
大久保利通(おおくぼとしみち)経歴(プロフィール) 1830年~1878年(天保元年~明治11年)幕末から明治期の薩摩出身の武士。政治家。西郷隆盛と共に藩政改革に尽力し、島津久光のもとで公武合体運動から倒幕運動を指導する。岩倉遣外使節団に随行して欧米を視察し、政府の中心人物として活躍するが、西南戦争の1年後に不平士族によって暗殺される。