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勝海舟語録全8件

作者:admin
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 勝海舟語録全8件



「政治家の秘訣は、何もない。ただただ正心誠意(せいしんせいい)の4文字ばかりだ。この4文字によりてやりさえすれば、たとえいかなる人民もこれに心服しないものはないはずだ」


「私はズルイほど世間をよく知っているから、世間の波には流されない。他人や世間からの評価は、上がるときもあれば、下がるときもある。毀誉褒貶(きよほうへん)というように、上がった評価も下がるときがあれば、下がってもまたいつかは上がるものだ。10年辛抱すればよいのだ」


「人には余裕というものが無くては、とても大事は出来ないよ」


「行蔵(こうぞう)は我に存す。毀誉(きよ)は他人の主張、我に与(あずか)らず」
現代訳:自分が行ってきた行為は自分であって、決して恥じるものではない。誉めたりおとしめたりすることは他人の勝手である。
注釈:福沢諭吉が明治政府に重要された海舟に対して、「痩(やせ)我慢の説」という一文で批判したことに対して、このように言いきった。


「自分の価値は自分で決めることさ。つらくて貧乏でも自分で自分を殺すことだけはしちゃいけねぇよ」


「オレは、(幕府)瓦解の際、日本国のことを思って徳川三百年の歴史も振り返らなかった」


「我が国と違い、アメリカで高い地位にある者はみなその地位相応に賢うございます」
注釈:訪米使節から帰還し、将軍家茂に拝謁した際、幕閣の老中からアメリカと日本の違いは何か、と問われての答え)


「これでおしまい」
注釈:亡くなるときの最後の言葉

勝海舟(かつ・かいしゅう)略歴
1823年~1899年(文政6年~明治32年)幕人、明治初期の政治家。位階勲等は正二位勲一等伯爵。山岡鉄舟、高橋泥舟と共に「幕末の三舟」と呼ばれる。幼名は麒太郎(りんたろう)。海軍塾や神戸海軍繰練所の設立。第2次長州征伐の停戦交渉。駿府城会談と江戸城無血開城など、溢れる戦略と戦術の両面を活かして活躍した幕人の最重要人物。舌鋒も鋭く坂本竜馬や西郷隆盛などからも高評価を受ける一方、同僚である幕人からはひどく嫌われてもいた。名言多数。76歳没。

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