Home > 偉人名言 > 政治家 >

堺屋太一の名言・格言|官僚主導の資本主義が

作者:堺屋太一
[拍手:]
スポンサーリンク





戦後の日本は、いわば「ええとこ取りの体制」だった。西側の技術を導入し、自由貿易で豊かな資源と広い市場を得た。その一方で、官僚主導で企業を保護し、過当競争を避けて効率的な資源配分を官僚に期待した。通常、このようなやり方では官僚的硬直と自己満足に陥るものだが、輸出競争と技術導入がそれを防いでくれた。
【堺屋太一、さかいや・たいち。日本の経済・歴史小説家、官僚、大臣、経済評論家。東京大学経済学部卒業後、通商産業省へ入省し、大阪万博の企画・実施に携わる。その後、沖縄開発庁沖縄総合事務局通商産業部企画調整課長、通商産業省工業技術院研究開発官などを務め退官し執筆活動に入る。小渕内閣、第二次森内閣にて経済企画庁長官。おもな著作に『団塊の世代』『油断』『峠の群像』『巨いなる企て』など。】
---------------------------------