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江崎利一の名言|勤労教育の重要性

作者:江崎利一
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私自身まことに良い環境に置かれたもので、小さいときから「働く習慣」が知らず知らずのうちに我がものとなって、少しもそれが億劫でなくなった。私は学校教育の機会には恵まれなかったが、この勤労教育には大いに恵まれた。ここに、あれこれ仕事を命じた父の本意と慈愛があったものと、私はありがたく感謝している。
【覚書き|幼少期から家業の薬屋を手伝わされたことについて語った言葉】
【江崎利一、えざき・りいち。江崎グリコの創業者。佐賀県出身。芙蓉小学校高等科卒業後、家業の薬種業を引き継ぐ。海外から大樽でワインを低価格で仕入れ、瓶に詰め安価に売る商売で九州一のワイン販売業者となる。その後、干し牡蠣をつくる際、グリコーゲンを多く含む煮汁が捨てられていることに目をつけ、グリコーゲンの事業化に着手。41歳で栄養菓子事業の江崎商店(江崎グリコ)を創業。グリコ、ビスコの製造で成功した。第二次世界大戦で全財産を失うが、戦後同社を再建し再び財を築いた経営者。】
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