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桑畑英紀の名言|頭ごなしに部下を叱ることは

作者:桑畑英紀
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ミスやクレームが発生したとき、いかに早く報告させるか。そのためには、「早く報告して良かった」という実感を部下に持たせることが大事です。結果だけを評価して、頭ごなしに失敗をなじる。これは最悪の対処法です。ある部下が、トラブルを未然に防げなかったとします。でも、報告してもろくに経緯も聞かずに怒られるだけだと思い、しばらく取り繕って隠していた。そして、問題は日増しに大きくなって……。不祥事が生まれる典型的なパターンです。
【桑畑英紀、くわはた、ひでき。日本の組織・人事コンサルタント。九州大学経済学部経営学科卒業後、沖電気工業人事部門マネジャー、沖電気米国法人マネジャー、フィリップモリス日本法人人事責任者、マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングで組織・人事コンサルティング部代表、取締役などを経たのち独立しイマージェンスを設立。そのほか、りそな銀行社外取締役、電通アライアンスパートナーなども務めた。主な著書に『強い組織をつくる 設計から導入・運用までの実践的手法を解説』『死に至る病から会社を救う 企業統治・風土改革の実践手法』など。】
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