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倉重英樹の名言・格言|効果的な叱り方とは

作者:倉重英樹
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声を荒げるのが叱ることではありません。しばらく何も言わないのも立派な叱り方です。部下が失敗をしてしまった瞬間には何も言わず、1週間ほどたって「あのとき、こうしていればよかったね」とさりげなく指摘する。これは効きます。失敗を受け入れ、十分反省して立ち直ろうという瞬間に、グサッとやるのです。落ち込んでいる最中なら「わかっているよ!」と怒鳴りたくもなりますが、十分反省したタイミングでは反発できず、「おっしゃる通りです」と自然に頭が下がってしまいます。叱るというより、同じ失敗を繰り返さないために指針を与えるのです。
【倉重英樹、くらしげ・ひでき。日本の経営者。IBMビジネスコンサルティングサービス会長。山口県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本IBMに入社。取締役、副社長を務めたのち、プライスウォーターハウス・クーパース・コンサルタントに移籍し同社を大きく成長させた。その後、同社がIBMに買収され、IBMビジネスコンサルティングサービスとなり会長に就任。日本テレコム社長、イオン取締役、三菱商事特別顧問なども務めた経営者。 シグマクシスを創設。】
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