アメリカ人には、金融以外の分野ですら、「平均的な意見に関する平均的な意見」を見つけ出すことに意味もなく関心を持つ傾向がある。そして、アメリカのこの弱みが顕著に表れているのが株式市場である。 【ジョン・メイナード・ケインズ、英国生まれの経済学者。ケンブリッジ大卒業後研究員を経て米国大蔵省へ勤務。パリ講和会議に米国政府側として参加するも一方的な対独賠償要求に反対し退官。イングランド銀行理事、IMF総裁、IBRD(国際復興開発銀行・通称世界銀行)総裁。貨幣経済論、マクロ経済学の確立に尽力した人物。後の政治・経済に大きな影響を与えた人物】
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