20代や30代という若いころに成功して、その先は年を取るにつれて下り坂というよりも、晩年になって成功し、そのまま人生をまっとうするというほうが楽しい人生で終われると私は思う。若いうちに少しくらい遠回りをしても、晩年に成功すれば、そちらのほうがトータルとしてみれば、人生投資に成功したことになる。人生はあくまでも超長期投資として考えるべきなのだ。 【和田秀樹、わだ・ひでき。精神科医、臨床心理士、カウンセラー、ベストセラー作家、評論家、受験アドバイザー、学習塾経営など多方面で活躍をする人物。一橋大学経済学部卒】
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