店を閉めようとしたら50万円の借金が見つかった。結局私一人が借金を背負った形となって、このあと悪戦苦闘をする。そして立て直しに成功する。いい取引先を見つけたことと思惑をやらなかったせいである。 【覚書き:藍澤証券の前身である港屋商店を経営再建したきっかけについての言葉。思惑とは思惑売買のことで、自分の思惑でもって金融商品の売買をする投機的投資のこと】 【藍澤彌八、あいざわ・やはち。藍澤証券創業者。一般取引組合委員長、平和不動産社長、東京証券取引所理事長。第二次世界大戦後に証券界再興に務めた経営者】
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