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平尾誠二の名言|いまの若者に合った指導法を

作者:平尾誠二
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怒られるときというのは、たいてい相手も何が悪いか薄々感づいているので、頭ごなしに叱ると逆に頑なになったり、聞き流されたりします。これでは、せっかく怒ってもこちらが疲れるだけで、あまり意味がありません。とくに最近の若者は、なにくそと逆に奮起する反発係数が低下しているので、強く怒るとへこんだまま戻らないことも少なくありません。「最近の若者はヤワになった」と嘆いても仕方がないので、彼らに合った指導法を工夫していくべきでしょう。
【平尾誠二、ひらお・せいじ。「ミスター・ラグビー」と呼ばれた日本のラグビー選手、コーチ、監督。京都出身。中学時代ラグビーを開始し、京都市立伏見工業高等学校時代、ラグビー全国高校選手権大会優勝。同志社大学商学部に進学し史上初の大学選手権3連覇、史上最年少日本代表選出(19歳4か月)。同志社大学大学院政策科学総合研究科修士課程修了。英国リッチモンドにラグビー留学したのち神戸製鋼に入社。同ラグビー部で日本選手権7連覇。ラグビーワールドカップに3度出場し活躍した。引退後は、神戸製鋼コベルコスティーラーズ総監督兼任ゼネラルマネージャーに就任。また、NPO法人スポーツ・コミュニティ・アンド・インテリジェンス機構(SCIX)設立。そのほか、日本サッカー協会理事(1期)、文部科学省中央教育審議会委員などを務めた。主な著書に『勝者のシステム 勝ち負けの前に何をなすべきか』『「知」のスピードが壁を破る 進化しつづける組織の創造』『人は誰もがリーダーである 』など。】
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