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堺屋太一の名言・格言#4

作者:堺屋太一
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官僚主導業界協調体制のシンボルは経団連であり、日本商工会議所である。大企業の経営者はその役員となって業界世話役の「財界人」に変身すると同時に、古巣の企業にも影響力を残して、交際費や団体への会費・協賛金を提供した。個人の収入と資産の乏しい戦後日本では、これが社会の最上部を形成した。
【堺屋太一、さかいや・たいち。日本の経済・歴史小説家、官僚、大臣、経済評論家。東京大学経済学部卒業後、通商産業省へ入省し、大阪万博の企画・実施に携わる。その後、沖縄開発庁沖縄総合事務局通商産業部企画調整課長、通商産業省工業技術院研究開発官などを務め退官し執筆活動に入る。小渕内閣、第二次森内閣にて経済企画庁長官。おもな著作に『団塊の世代』『油断』『峠の群像』『巨いなる企て』など。】
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